この記事では、ベイブレードバーストのGTレイヤーシリーズについての概要を解説しています。
ベイブレード初心者向けの内容になっていますので、一緒にGTレイヤーを覚えていきましょう。
GT(ガチンコ)レイヤーシリーズの概要
GT(ガチンコ)レイヤーとは、2019年から2020年にかけて販売された、ベイブレードバーストにおける5世代目のシリーズです。
ベイブレードバーストシリーズ初の、分割構造のレイヤーを導入したシリーズです。
今まで1パーツとして完成されていたレイヤーを「ガチンコチップ」「ウエイト」「ベース」の3パーツ構造にしたことで、レイヤー本体を細かくカスタマイズできるようになっています。
この分割構造により、GTシリーズのレイヤーを集めることで、それぞれのレイヤーを部分的に組み替えることができます。
ディスクやドライバーは、これまで通りの互換性があります。
レイヤーの性能を細かく調整できるだけでなく、見た目や色合いなども自分好みに付け替えできるので、着せ替えのような楽しみ方もできます。
また、余談ですが、このシリーズ中に元号が令和になったため、令和初のベイブレードと言えるシリーズにもなっています。。
GTレイヤーの基本構造
GTレイヤーは、ロックの形状に影響する、レイヤーの顔とも言えるガチンコチップ、重量や重心に影響するメタルパーツのウエイト、レイヤーの攻撃力や防御力に影響する、刃の部分を担うベースの3パーツ構造になっています。
これらのパーツはGTレイヤーシリーズ間のみ互換性があります。
ただし、チップとベースは、パーツごとに右回転と左回転が固定されており、右回転のものは右回転同士、左回転のものは左回転同士でしか組み立てできません。
商品は完成品で売られているのでそのまま買って問題ないですが、フリマサイトなどでバラ売りで買う場合は注意しましょう。
組み立て方
まずはベースを裏返します。
ベース裏面の中央付近に、白いストッパーがついているので、これをまず内側に引っ張ります。
ベースを表に戻し、ウエイトを重ねます。
その後、ガチンコチップが「パチン」とハマるように上から押し込みます。
ベース、ウエイト、ガチンコチップの取り付けが完了したら、再び全体を裏返して、最初にひいたストッパーを押し込んで固定すればGTレイヤーの完成です。
分解するときはストッパーを引いて解除し、裏側から指でガチンコチップを押して外します。
固くて外せない場合は、ディスクのでっぱりの部分などを使って押し込むと取りやすくなります。
レイヤー名、ベイブレード名の表記法
GTレイヤーは、ベース、チップ、ウエイトの順に表記します。
例えば、チップがドラゴン、ベースがエース、ウエイトが斬なら、エースドラゴン斬という感じです。
ベイブレード名として表記するときは、レイヤー、ディスク、ドライバーの順に表記し、ウエイト名のみ最後になります。レイヤーがエースドラゴン 斬、ディスクがスティング、ドライバーがチャージだと、エースドラゴン.St.Ch 斬となります。
とにかく、ウエイトの名前が一番最後に来るという感じですね。レイヤーのみならレイヤー名の後にウエイトの名前が、ベイ全体ならドライバー名の後にウエイトの名前が入ります。
ゴールドターボ
レイヤーが黄金に輝いている特殊カラーで、B-139「ウィザードファブニル.Rt.Rs 閃」以降のすべてのGTレイヤーシリーズのスターター・ブースター・セット商品に低確率で封入されています。
ランダムブースターのレアベイや、値段の高いセット商品にもゴールドターボ仕様が封入されているため、全てそろえるのは非常に難易度が高いです。
コレクターでない場合は、出たらラッキーくらいに考えるのが良いでしょう。
色が違うだけなので性能に変わりはありません。
GTレイヤーシリーズラインナップ
B-133 |
B-134 |
B-135 |
B-139 |
B-140 |
B-142 |
B-144 |
B-145 |
B-146 フレアドラゴン.Ar.Pl 閃 |
B-148 |
B-149 |
B-149 |
B-150 |
B-151 |
B-153 |
B-153 |
B-154 |
B-155 |
B-156 |
B-157 |