ベイブレードバーストは、これまでのベイブレードの中でも最長シリーズということもあり、同じバーストシリーズの中でかなりインフレが進んでいます。
では初代のバーストベイはもはや最新のバーストベイには全く歯が立たないのか?
結論から言うと立ちません_:(´ཀ`」 ∠):_
ですがそれはまともに戦ったらの話です。今回は、多少ハンデをつけることで初代でもまだ最新ベイに通用するのかを検証していきます。
検証の内容
今回はヴァルキリー編ということで、初代ヴァルキリーと、現在最新のブレイブヴァルキリーをデフォルトで対戦させていきます。
左が初代、右が最新のスパーキングシリーズのブレイブヴァルキリーです。大きさからしてすでに子供と大人状態です。しかも重さは倍以上の差があります。最初に書いた通り、こんなのはどうあがいてもまともに初代が勝てるビジョンが見えません。
そこで今回の検証というわけです。
今回は使用するランチャーにハンデをつけて初代とスパーキングの対戦を行っていきます。
まず、スパーキングシリーズのブレイブヴァルキリーはエントリーランチャーでシュートします。
エントリーランチャーとは神シリーズや超Zシリーズのころのスターターに付属していたランチャーで、一言でいうとしょぼいです。
まずワインダーが短くて回転数が少ないです。簡易ランチャーのため構造もしょぼいので、重いベイだと思いっきりワインダーを引くとギアがついてこられなくて空回りします。つまり全然シュートパワーが出せません。
コイツを使うことでスパーキングベイのパワーはかなりセーブされます!これでスパーキング側はかなりのハンデを背負うことになります。
それに加えて、初代のヴァルキリーには最新ランチャーのスパーキングベイランチャーを使用します。
回転数が多くこれまでのランチャーの中でも特に強力なシュートができます!ついでに火花も出ます。
これで、スパーキングはパワーを出せず、逆に初代は最高パワーを出せる状態になりました。これなら初代ベイにも勝機があるはず・・・!?
ルールは
・最新ベイを先攻シュート
・挑戦回数は10回まで
・どのような勝ち方でも、初代が1度でも勝った時点で成功
とします。
では早速挑戦していきましょう。
結果
ではここからは結果発表です。
動画も制作しましたので、実際の映像を確認したい方はこちらからどうぞ。
まずは1戦目。ブレイブヴァルキリー、シュートパワーが弱く先攻シュートにも関わらず、圧倒的パワーは健在。軽々と初代ヴァルキリーを破壊しました。
続いて2戦目。今度はできるだけ接触を避け、逃げ切り作戦に出ます。しかし重量差からか持久勝負でも大きく性能の差が表れスピンフィニッシュで敗北。
3戦目。ブレイブヴァルキリーの威力はかなりのもので、ちょっとした接触でも致命傷になりうる恐ろしいアタックです。
4戦目は特に面白みもなくスピンフィニッシュ負けでした。5戦目は、一度ブレイブヴァルキリーの強烈なアタックに耐えたものの、その後すぐに追撃を受けバースト負け。
まともなぶつかり合いで勝ち目はなく、かといって持久戦でも勝てない・・・現状、勝ち筋が見えません_:(´ཀ`」 ∠):_
6戦目は最初に攻撃を受けるものの、どうにか耐えきり持久戦に持ち込みます。しかし最初の一撃のダメージが深かったのか、終盤軽く触れた際にバーストしてしまいました。
7戦目はスピンフィニッシュ負け。そして8戦目。見ての通りバースト負けです。
9戦目。真正面から新旧ヴァルキリーが激突!!あ・・・これはまたバースト負けするパターンのやつや。
と思いきや
まさかのオーバーフィニッシュ勝ち!!なんと、初代ヴァルキリーが6世代先の新型ヴァルキリーを正面から撃破!!ハンデつきとはいえこれは文句なしの勝ちということで良いでしょう。
というわけで、ランチャーのハンデをつければ、初代ヴァルキリーは最新ヴァルキリーに勝てます。
まあほとんど運なんですが_:(´ཀ`」 ∠):_
それでも、全く歯が立たないわけではないということがわかりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
初代ヴァルキリーが底力を見せてくれました!バーストシリーズ内でももうかなり世代の差が開いてしまっていますが、頑張れば一応新旧対決もできますね。
とはいえパワーに差がありすぎるためリアルバースト(破損)する危険もありますし、基本的にはオススメはしません。
現在はスパーキングシリーズが発売中なので、今からベイブレードバーストを始めたい方は当然ですが最新のもの同士で戦わせることをオススメします。
3月からは新シリーズがまた始まるので、バーストシリーズが気になっている方は、始めるのにちょうどいいタイミングですのでぜひチェックしてみてください。
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