はじめに
タカラトミーモールで受注生産された爆転シュートベイブレードの2020Vセットが到着!開封&レビューをしていきます。
爆転シュートベイブレード2002で登場したVシリーズをバースト版で復刻した限定セットです。「2002」を彷彿とさせる数字の「2020」年に再登場させる演出が素晴らしいですね!
では開封して中身を見ていきたいと思います。
ダンボールに入っています。ダンボールは前回の20周年記念セットとほぼ同じです。
パッケージ紹介
ダンボールを開封。
前回と同じく、商品本体が紙のカバーで包まれています。今回はキャラクターやベイの画像が大きく載っていて、ホビーパッケージ感が強くなっています。
しかもタイトルのフォントが当時のパッケージを再現した感じになっていたり、
同じく当時のパッケージのMGシステムを再現したデザインになっていてこだわりを感じます。
裏面。
そしてそのカバーを外すといよいよ本体が出現。前回の黒いマット質感のパッケージとは対極の、白くさわやかな感じのデザインになっています。
裏面その1。
爆転シュートベイブレードのホビーやアニメ、キャラクターの簡単な紹介が書かれています。今回は、大地やガイアドラグーンVが2002アニメ本編に未登場なためか劇場版に言及しています。掲載されているキャプチャ画像は全て劇場版のシーンです。
他に、爆転シュートベイブレードは累計1億6000万個売れたことが記載されています。前回も書いたのですがコマが1億6000万個というのはスケールがでかすぎてちょっと想像がつかないです。
裏面その2。
本商品に収録されているベイブレードのパーツ紹介になっています。
ではいよいよ中身を見ていきます・・・。
漫画「爆転シュートベイブレード」作者の青木たかお先生の新たな描き下ろし記念イラストと、ブリスターに入ったベイ本体が登場。パッケージの作りは前回と同じで、直接ベイ本体を取り出さなくてもベイを鑑賞できるようになっています。
記念イラスト
青木たかお先生の記念イラストには、本商品のベイを使用するタカオ、カイ、レイ、マックス、大地と、メインキャラのキョウジュを加えた6名が描かれています。余談ですが、大地を含む主人公メンバー全員が初めて正式なチームとして揃うのは、2002の続編・Gレボリューションの終盤になります。
木ノ宮タカオ
どこでも明るく元気、正義感が強く、友達思い。勉強はできないが、ベイバトルが大好き。世界の強敵たちとのバトルを経験していくことでブレーダーとしても人間としても成長していく。パッケージ裏紹介より
火渡カイ
タカオの宿命のライバルにして同等の実力を持つブレーダー。友達をつくることもなく、常に一人で行動しており何を考えているかわからない。パッケージ裏紹介より
金李(コンレイ)
中国の白虎族出身。常に冷静沈着に行動する世界大会後は、中国に戻り、白虎族でお兄さん的存在として子供たちにベイブレードを教えていた。ドライガーの使い手。パッケージ裏紹介より
水原マックス
日本人の父とアメリカでベイブレード研究をする母を持つハーフ。明るく友達思いの性格はベイバトルにも現れている。防御タイプのドラシエルを使う。パッケージ裏紹介より
皇大地
山育ちで少々世間知らずだが元気で明るい少年負けず嫌いの性格で、日本一になるためにタカオに挑戦する。タカオとバトルすることにより聖獣「黄龍」の力が発動。パッケージ裏紹介より
キョウジュ
パッケージ裏には載っていませんが、描き下ろしイラストにはキョウジュも載っています。キョウジュもしっかりとメインキャラとして扱われているのが良き。
というわけでこの素晴らしいイラストの全体はぜひ現物で確認してみてください!!
ベイブレード紹介
続いてベイブレード本体を見ていきます!!
収録ベイ5種がブリスター内に収録されています。
前回の20周年記念セットはドラシエルフォートレス以外すべて再録でしたが、今回はほぼすべてが新規ベイのため初見時のワクワク感は圧倒的です!!!
20記念セットと同じく、レイヤーはシール部分が最新技術でプリントされたものになっておりシールを貼る必要がなくなっています。これも前回と同じくビットチップのみシールになっており自分で貼る仕様になっていますが、公式動画によると、これは「ベイに魂を込めるビットチップ部分だけはユーザー本人に貼ってもらいたい」というメーカー側のこだわりであるようです。
爆転世代の人は誰もが経験したビットチップのシール貼り作業部分はあえて残すという、今でいうエモい感じになっています。ただし貼るときはしっかりと向きがずれないようにしましょう笑
ブリスターを開けるとこんな感じになります。初期状態ではビットの絵柄はブリスターに印刷されているだけなので、パッケージに入れたまま保管するなら問題ないですが、ベイ本体を取り出してかざるなどする場合はビットチップのシールを貼る必要があります。シールはパッケージ台紙の裏側についています。
続いて、ベイ本体を1機ずつ確認。
ドラグーンビクトリー.St.Ev
本商品では唯一の再録ベイ。初収録はランダムブースターVol.18です。
ドランザーボルケーノ.Hr.Dm
レイヤーは色違い版がランダムブースターVol.21で先行収録。デフォルトカラーとしては今回が初で、色合いは写真ではわかりにくいのですが本家に比べるとやや明るめになっているかな?という感じです。デザイン自体は、バースト仕様のバランスに合わせて刃の部分が少し平べったくなった感じです。
上が本家、下がバースト版。聖獣の顔に関しては、バースト版の方がクチバシがより強調されており朱雀っぽさがわかりやすくなっている良アレンジに感じます。
ドライバーはディメンション。本家はメタル軸の軸チェンジギミックでしたがバーストでは該当ギミックのパーツがまだないためここは仕方ないかなという感じですね。ディスクのハリケーンは、本家の軸パーツのフリー回転パーツをイメージしたものになっています。
ドライガーバルカン.10R.W
色合いはほぼ完ぺきに再現されています。バースト化にあたって刃が少しでっぱりが少なくなった感じです。聖獣はバースト版の方が顔つきがより鋭い感じになっています。
特にドライバーにこだわりを感じる一品。本家のドライガーVは攻撃型であり、ブレードベースも「SGメタルフラットベース」という名称だったのですが、軸が言うほどフラットではないためそこまで暴れ回らないという性能になっていました。今回はその辺の攻撃型っぽくないメタル軸を再現という意味でウエイトになっているのだと思います。実際の使い心地も当時を再現したいという思いが伝わってきます。
ちなみにパッケージ上のタイプはバランスになっており、本家の攻撃型から変更になっています。この辺に関しては、本家のドライガーが機体によってバランス型と攻撃型を行ったり来たり変更されて謎だったのでバースト版ではドライガーシリーズ自体を全機バランスタイプで統一、ということかもしれないですね。
ドラシエルバイパー.Ar.Om
色合いはほぼ完ぺきに再現されています。形状も本家とほぼ同じです。
個人的に今回の中で一番再現度が高いかなと感じます。レイヤーディスクドライバー全てがドラシエルを彷彿とさせるチョイスになっており、特にアラウンドディスクはメタルボールが入っているので裏面から見た際の再現度も高いというのが非常に好印象です。
ガイアドラグーンバースト.10E.Ir
偶然にも現在のシリーズと同じ「バースト」の名を冠したベイブレード。色合いはほぼ完ぺきに再現されています。形状は気持ち平べったくなった感じです。聖獣の顔は結構大胆にバランスが変更されており、本家よりすらっとした感じになりかなりかっこよくなっていると思います。
本家のウェイトディスクが持久系のテンワイドなので、それを再現してのテンエキスパンドなのかなと思います。ドライバーはメタルフラットを再現したアイアンドライバーで、これ以外はないなという感じです。
ランチャー
ランチャーは左右両回転対応のライトランチャーLR、青のドラゴンワインダーが付属。両回転可能なので本商品のベイ全てを回すことができます。色合いは、本家ドラグーンVがスターターで、当時同梱されていたシューターとワインダーの色の組み合わせを再現しています。他にもグリップが入っています。
未開封なのでわかりにくく申し訳ないです_:(´ཀ`」 ∠):_
まとめ
いかがだったでしょうか。感想としては、20周年記念ボックスの9個収録に対し、この商品は5個収録と付属数自体は少なくなっているものの、新規ベイが多いということもあって個人的には今回のボックスの方がかなり満足度は高かったです。
現在は受注期間が終了しているため公式で購入することはできません。
どうしても今すぐほしい場合はアマゾンやヤフオクなどを利用しなければなりませんが、これまで出た爆転20周年記念セットやメタルファイトアニメ10周年記念セットはその後再生産されて通常購入できるようになったため、今回も再販の可能性はあるのでいったん情報を待ってみるのも良いかもしれません。
現在爆転シュートベイブレードファンの方はもちろん、当時やっていた方で懐かしいと感じた場合もオススメの商品ですので是非チェックしてみてください。
それではまた次回👻