この記事ではベイブレードバーストの歴代ベリアルシリーズについて紹介解説しています。
歴代ベリアルをざっくり知りたい初心者向けの内容になっています。
では行ってみましょう。
どんなベイ?
ベリアルは、右回転のアタックタイプのベイブレード。魔王がモチーフで、悪魔の羽やツメのような鋭い3枚刃が特徴のシリーズです。
また、別売りの専用追加パーツ「進化ギア」の取り付けが可能で、レイヤー・ディスク・ドライバーそれぞれに進化ギアを取り付けることで性能をどんどん強化していくことが可能です。
使い手
©Hiro Morita, BBBProject,
使い手は、5代目主人公の大黒天(だいこくてん)ベルです。自身を「魔王」と自称する、イタズラ好きな少年。
ベイブレード設計の才能も持っており、「ダイナマイトバトル」システムを作り上げ、べリアルも自身で開発しています。
ベイバトルを通じて友達を増やしていくだけでなく、レジェンドブレーダーたちとの戦いを通じて進化ギアを作り出し、強敵のベイの力をべリアルに取り込んでいく強さに貪欲な面も見せています。
ダイナマイトベリアル.Nx.Vn-2(ネクサス・ベンチャー ツー)
2021年4月24日発売 B-180 ブースター アタックタイプ |
初代ベリアル。「DB(ダイナマイトバトル)レイヤー」シリーズのベイブレード第1弾として発売された機体。
鋭い3枚刃で相手を切り裂くように攻撃することができます。
また、ドライバーの「ベンチャー」は先端が細めのフラットで程よく動きつつ、外周のラバーがスタジアムの溝や床に引っかかると加速することも可能。
アタックタイプながら全体のバランスに優れ、持久適性も高いです。
DBレイヤーシステムで新たに追加された、重心の低い「ローモード」、重心の高い「ハイモード」を切り替えられることで戦略性も高いです(ロー・ハイモードの切り替えはDBシリーズ以降のすべてのベイブレードが可能)。
アニメでは「ベイブレードバーストDB」で登場。
大黒天ベルが開発した新システムのベイブレードで、レジェンドブレーダーたちにも影響を与え、ベイブレード界に革命を起こす機体となりました。
デンジャラスベリアル.Al-2(オールマイト ツー)
2021年10月9日発売 B-191 オーバードライブSPスターターセット収録 アタックタイプ |
2代目ベリアル。DBレイヤーシリーズのベリアル第2弾として登場しました。
「オーバードライブ」システムによって、強いパワーでシュートした時に、回転力によってギミックを発動することが可能。
レイヤーのコア部分は、オーバードライブが発動するとバーストストッパーが作動し、ロックが進んでもバーストしにくくすることができます。
また、ディスク一体型のドライバー「オールマイト」は、細めのフラット軸で程よく動き回り、フリー回転ガードパーツによって持久性も両立した性能になっています。
そしてこのオールマイトドライバーにもオーバードライブシステムが搭載されており、発動すると軸先が引っ込み、フリー回転のガードパーツも固定されることで大型のフラット軸となり、機動力が大幅アップします。
全体的にダイナマイトベリアルよりもゴツゴツした形状になっており、より攻撃性が高まった性能になっています。
アニメでは「ベイブレードバーストDB」に登場。
ベルが新しく開発したベリアル。ベイブレードバーストとしてはアニメシリーズ最後の主人公機になっています。
ディヴァインベリアル.Nx.Ad-3(ネクサス・アドベンチャー スリー)
2022年4月23日発売 B-197 ブースター アタックタイプ |
3代目ベリアル。DBレイヤーの構造そのままにさらに性能を強化した「BU(バーストアルティメット)レイヤー」シリーズの第1弾として発売されました。
3枚の刃にメタルが内蔵されたことでより攻撃力を上げた「打撃の極み」をコンセプトとしたアタックタイプ。
レイヤーのコア部分はデンジャラスベリアルと同じものが採用されているため、オーバードライブシステムによるバーストロックも健在です。
ドライバーの「アドベンチャー」は、大まかな形状はダイナマイトベリアルのベンチャードライバーと同じですが、ラバー部分の形が変わり、さらに上下に可動するギミックが追加され、グリップ力が強化されています。
全体的に過去2作のベリアルの要素を踏襲しつつアレンジしたようなデザインとなっています。
アニメシリーズは2022年3月で終了したため、アニメには登場していません。
まとめ
今回はベイブレードバーストシリーズの歴代ベリアルシリーズを紹介しました。
主人公機なのに、魔王がモチーフだったり、相手のベイの力を進化ギアとして吸収するなど、まるで悪役のような特徴を持っているギャップが面白いベイブレードでしたね。
当ブログでは他にも歴代シリーズのまとめ解説記事も掲載しているので、ぜひあわせてご覧ください。