この記事ではベイブレードバーストに登場する歴代ラグナルクシリーズをまとめて紹介しています。
ラグナルクをざっくり知りたい方向けの内容に軽い解説も加えて紹介しています。
どんなベイ?
ラグナルクは右回転のスタミナタイプです。
大きな刃で遠心力を生むことで高い持久性能を持ちます。
また、ディスクはとにかく重い重量級のディスクが使われることが多く、レイヤーの遠心力とディスクの重量が合わさって長い時間回転することができるベイブレードになっています。
また、3代目からはレイヤーに開閉式のウイングが搭載され、回転に応じてウイングが開き、さらに遠心力が強化されるようになっています。
使い手
使い手は熱い男・黄山乱太郎です。あだ名はクミチョー。リーゼントに学ランとヤンキーのような外見をしていますが仲間想いのブレーダー。主人公バルトとは旧知の仲で、同じチームに所属しており、タッグリーグではバルトとタッグを組んで出場しています。
超ゼツシリーズから登場した黄山乱次郎もラグナルク使いのブレーダーです。乱太郎の弟で、特攻服のような衣装を身にまとい「乱ベイ組」のリーダーを務めています。あだ名はソーチョー。超王シリーズでは乱太郎と共に登場し、二人で同じベイを使用しています。
DBシリーズからはランゾー・キヤマがラグナルクを使用します。ブラジル出身のブレーダーで、黄山乱太郎・乱次郎兄弟とは親戚関係にあります。大黒天ベルが使うDBベイ・ダイナマイトベリアルとのバトルをきっかけに、自身もDBベイを作り上げ新たなラグナルクを手にします。
ラグナルク.H.S(ヘビー・サバイブ)
2015年7月18日発売 B-03 スターター スタミナタイプ |
初代ラグナルク。
バーストシリーズで初めてのスタミナタイプで、ライトランチャー付きのスターターセットとして販売されました。
遠心力を生む大きな2枚刃で持久力を高めつつ、重量級のヘビーディスク、軸先の尖ったサバイブドライバーでスタジアム中央を陣取り持久戦を展開するのが得意です。
ヘビーディスクは当時の環境改造である「デスサイザー.ヘビー.ディフェンス(DHD)」の素材としても使えるためパーツ取りの面でも使うことができます。
ライジングラグナルク.G.R(グラビティ・リボルブ)
2016年4月2日発売 B-36 ブースター スタミナタイプ |
2代目ラグナルク。
デュアルレイヤーシリーズで登場し、ブースターで販売されました。
初代ラグナルクをそのまま強化したような性能で、2枚刃レイヤーの遠心力に加え、重量の高いグラビティディスクが搭載されています。
ドライバーのリボルブは軸先の周りにフリー回転の皿がついており、ベイが傾いても皿が本体を支えることで持久力をサポートする性能になっています。
ライジングラグナルクが持つディスクのグラビティ、ドライバーのリボルブは当時の環境改造だった「ダークデスサイザー.グラビティ.オービット」および「オーディン.ヘビー.リボルブ」両ベイの素材として使用できるため、パーツ取りとしても重宝されました。
アニメではベイブレードバースト1期に登場。
主人公のバルト率いる米駒学園ベイクラブメンバーとして全国大会にも出場しバトルを繰り広げました。
ブレイズラグナルク.4C.Fl(フォークロス・フリューゲル)
2017年3月18日発売 B-75 ブースター スタミナタイプ |
3代目ラグナルク。
神(ゴッド)レイヤーシリーズで登場し、ブースターで販売されました。
レイヤーの遠心力を生む2枚刃はそのままに、さらに回転力によって外側に開くウイングを新たに内蔵。
シュートと共にウイングが開き遠心力をサポートするギミック付きベイに進化しました。
ディスクには持久力を強化するクロスフレームが装着されており、より持久力がアップ。
ドライバーも、本体にアッパーフォースを生むウイングを搭載することでスタミナに特化した性能になっています。
アニメではベイブレードバースト神に登場。
バルトと同じベイチームに所属し、世界中のライバルとバトルを繰り広げました。
クラッシュラグナルク.11R.Wd(イレブンリーチ・ウェッジ)
2018年4月28日発売 B-111 ランダムブースターVol.10収録 スタミナタイプ |
4代目ラグナルク。
超Z(チョウゼツ)レイヤーシリーズで登場。
ランダムブースター10のレア枠として収録されました。
レイヤーの刃がメタル化し、開閉ウイングも金属式のメタルウイングに進化したことで重量や遠心力が大幅に強化されました。
フレームは新パーツのリーチフレームが使われており、上下の高さに分かれた刃によってどの位置の相手にも攻撃することが可能。
ドライバーにはメタルシャープ軸のウェッジドライバーが採用され、まさに全身メタルの持久タイプとして生まれ変わっています。
アニメではベイブレードバースト超Zで乱太郎の弟、乱次郎の使用ベイとして登場。
主人公アイガのライバル・仲間として数々のバトルを繰り広げます。
グライドラグナルク.Wh.R 1S(ホイール・リボルブ ワンエス)
2020年3月28日発売 B-161 ブースター スタミナタイプ |
5代目ラグナルク。
超王(スパーキング)レイヤーシリーズで登場し、ブースターで販売されました。
これまでのラグナルク同様に開閉ウイングを持ちますが、3枚刃になったことによりさらに遠心力が強化されました。
さらにディスクには非常に重量が高く径の大きい新ディスク、ホイールが採用されたことにより高い持久力を持ちます。
ドライバーはライジングラグナルクに使われていたものと同じリボルブが搭載されています。
アニメではベイブレードバースト超王に登場し、乱太郎が使用。
作中後半のタッグリーグでは初代主人公バルトとタッグを組み、バルトの使うブレイブヴァルキリーと高度な連携技を見せています。
グライドラグナルク.Wh.R 1S(ホイール・リボルブ ワンエス)黄山乱次郎モデル
2020年4月25日発売 B-164 ランダムブースターVol.20収録 スタミナタイプ |
同じく5代目のラグナルクで、乱太郎の弟・乱次郎仕様のカラーです。
パーツ自体は通常のラグナルクと同じですが、レイヤーの色が乱次郎モデルとして白になっています。
乱次郎モデルのグライドラグナルクを完成させるには、通常のグライドラグナルクの他に、スパーキングチップとリングを入手する必要があります。
チップ、リングどちらもランダムブースターVol.20に収録されています。
ただしチップとリングは別々に収録されているため、乱次郎モデルを完成形にするには、最低でもランブー2個、グライドラグナルク1個を購入する必要があるため再現はやや大変になっています。
黄山兄弟のグライドラグナルクを同時に並べたいとなれば、さらにもう1個グライドラグナルクを購入しなければならないですが、ラグナルク好きならぜひ挑戦したいところです。
アニメではベイブレードバースト超王で乱次郎が使用し、兄の乱太郎が使うグライドラグナルクとの連携技を見せました。
後半では超ゼツ時代からの友人であるアイガとタッグをくみ、タッグリーグではアイガの使うインフィニットアキレスとの連携技でライバルたちと渡り合っています。
サイクロンラグナルク.Gg.Nv-6(ギガ・ネバー シックス)
2021年4月24日発売 B-181 ランダムブースターVol.25収録 スタミナタイプ |
6代目ラグナルク。
DB(ダイナマイトバトル)レイヤーシリーズで登場し、ランダムブースターVol.25のレアベイとして収録されました。
ラグナルクシリーズの中でも最大の開閉ウイングを搭載し、遠心力を大幅強化できるレイヤーを搭載。
さらにディスクのギガも最重量クラスの重量を持つことで持久力を大幅サポート。
ドライバーのネバーは背が低く低重心+フリー回転軸で、さらに軸周りのなめらかなガードパーツが体勢をサポートすることで最後まで粘る性能になっています。
DBレイヤーは専用のDBディスクと重なることで低重心構造になるベイとなっているため、背の低いドライバーも併せて超低重心になり、最強クラスの持久力を発揮できます。
また、モードチェンジで高重心に切り替えることもでき、攻撃性能を高めることも可能です。
まとめ
今回は歴代のラグナルクを紹介しました。
遠心力と重量で回り続け、根性で粘り勝つ!そんな熱いベイがラグナルクです。
ディスクが重い分、相手との接触時の反動も大きくバーストされやすいという弱点はありますが、それでも高い持久力は魅力的です。
また、パーツ単体で見た際も実用的なものが多いため、自分のベイを強化するためのパーツ取り素材としても有用なものが多いです。
粘って粘って勝ちたい!という方や、改造で自分のベイを強化したい!という方のパーツ取りとしても使えるため気になっている場合は手に取ってみて損はないはずです。
当ブログでは、他の歴代シリーズの紹介記事も作成しておりますので、興味があれば、ぜひあわせてご覧ください!