ベイブレードのバトルにおいて有効な戦法のひとつに「送り合い」があります。
例えば右回転が相手の場合、こちらは逆の左回転で対戦することで歯車のようにお互いが回転を送り合う形となり同じタイミングでふらつき始めるという感じです。
最終的には、より粘り強くバランスを崩しにくいほうがわずかに勝つため、体制の制御に優れている軸が好まれます。
今回は爆転ベイの改造において持久カスタムで定番なベアリングフリー回転軸を搭載したウルボーグとバーニングケルベロスのブレードベース、この2つを対戦させどちらが送り合いに強いのか検証していきます。
メタルドラグーンベアリングスティンガーやゼウスのベースもベアリングを搭載しているのですが、構造上右回転しかできないため、今回は除外しています。
検証の内容
検証は、ウルボーグのSGベアリングベース、バーニングケルベロスのカスタマイズベアリングベースをカスタマイズして行います。
カスタムは、アタックリングはスマッシュタートル(キッズドラシエル、マスタードラシエル)を使用。これは左右どちらの回転でも同じ形状でバトルできるためです。爆転は平等な条件で検証できるパーツがあって便利ですね。ウェイトディスクは中間サイズのエイトバランスを使用。
ウルボーグのベースの方を右回転、ケルベロスのベースの方を左回転にセッティングして送り合いバトルを10回やり、結果を見ていきます。対戦はバーストシリーズのスタンダードスタジアムで行います。
検証はバーストシリーズのスタンダードスタジアムで行っています。
シュート順は交互に入れ替えます。
結果
今回は動画も制作しましたので、実際の映像を見たいという方はこちらから確認できます。
結果をすぐに見たい方はこのまま下へスクロールしてください。
対戦結果はこちらです!
右SGベアリングベース(ウルボーグ) VS 左カスタマイズベアリングベース(ケルベロス) |
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右SGベアリングベース | 左カスタマイズベアリングベース | |
1戦目 | × | ○ |
2戦目 | – | – |
3戦目 | – | – |
4戦目 | ○ | × |
5戦目 | × | ○ |
6戦目 | – | – |
7戦目 | – | – |
8戦目 | – | – |
9戦目 | ○ | × |
10戦目 | ○ | × |
最終結果 | 3勝2敗5分け | 2勝3敗5分け |
このような結果になりました。
かなり互角の勝負です。
まとめ
というわけで、一応ウルボーグのブレードベースの勝利となったものの、あからさまな差は出なかったため大体互角といった感じでしょうか。
ただバーニングケルベロスのブレードベースはサポートパーツ対応でさらに細かい調整が効くことを考えると、ケルベロスの方がカスタマイズの幅は広いですね。
とはいえ、結局は好みの方を使えばいいのかなという感じです。
今回のはあくまでも同じ条件下での検証なのでカスタム次第では最適な組み合わせが変わる場合もあるので参考程度に。
いろいろカスタムして自分だけのベイを発見しましょう!