2020年7月に発売されたバリアントルシファー.Mb 2Dに収録されているメビウスドライバー!
ベアリング機構はないもののフリー回転軸を持つことや、軸周りの皿の幅が広いことからベイを支える力が強く、ベアリング並みの送り合い性能を持っているのではないか!?
ということで、今回はベアリングVSメビウスで送り合いをしどちらの粘りが強いのかを検証します。
検証の内容
今回は、ベアリングとメビウスを搭載したベイをそれぞれ対戦させます。
使うパーツはレイヤーは超Zスプリガン、ディスクはアウターです。
超Zスプリガンは中古ショップで対戦用を2枚確保。左右両回転できるため同じパーツで送り合い検証が出来るので便利。ディスクはフレームなどもなしにできるだけシンプルな形状のアウターを選びました。
検証の方法は簡単。ベアリングの超Zスプリガン、メビウスの超Zスプリガンを送り合いさせるだけ!
まずはベアリングのスプリガンを右回転、メビウスのスプリガンを左回転にして10回対戦し勝敗数を計測。終わったら、今度はそれぞれの回転方向を入れ替え再度10回対戦し勝敗数を計測。
2つのバトルの結果を見てどちらが送り合いに優れているのかを見ていきます。
なお対戦は両機とも中速シュートでスタートします。高速シュートだと個体差で超Z覚醒が発動したりしなかったりして片方の性能だけが強化され、対戦の条件が変化してしまう可能性があるためです。
また、勝敗はスピンフィニッシュのみ有効とします。万が一オーバーやバーストが起きた場合はカウントせず再試合します。
それでは早速計測開始!
結果
というわけで対戦が完了しました。
気になる結果は・・・
右ベアリング VS 左メビウス |
||
右ベアリング | 左メビウス | |
1戦目 | – | – |
2戦目 | × | ○ |
3戦目 | × | ○ |
4戦目 | × | ○ |
5戦目 | × | ○ |
6戦目 | × | ○ |
7戦目 | × | ○ |
8戦目 | × | ○ |
9戦目 | ○ | × |
10戦目 | × | ○ |
最終結果 | 1勝1分け | 8勝1分け |
メビウスドライバーの圧勝でした。
続いて、回転方向を入れ替えての結果・・・
左ベアリング VS 右メビウス |
||
左ベアリング | 右メビウス | |
1戦目 | × | ○ |
2戦目 | × | ○ |
3戦目 | × | ○ |
4戦目 | × | ○ |
5戦目 | × | ○ |
6戦目 | × | ○ |
7戦目 | × | ○ |
8戦目 | × | ○ |
9戦目 | × | ○ |
10戦目 | × | ○ |
最終結果 | 0勝 | 10勝 |
メビウスの完勝でした。す、すごい・・・
まとめ
というわけで、少なくともベアリングとメビウスで戦った場合はメビウスの送り合い性能が高いという検証結果が出ました。
メビウスドライバーの軸はベアリングと比べ皿の部分が平らになっており、静止した際にベイを立たせる力がより強くなっています。
そのため互いの回転がつきかけたとき、ベアリングよりメビウスの方が倒れずに立ち続けられるため長く回転できるようでした。
また、メビウスは少し背の高いドライバーになっており、ふらつき始めたベアリングを上からかぶさるように押さえつけているように見えました。
つまり元々の終盤の粘り強さに加え、ふらつき始めた相手を上から押さえつけてダメ押しする能力も持っているので、最後の数回転が重要になってくる送り合いにおいてはかなり有効なパーツなのではないかと思いました。
送り合いメインのカスタムを作る際には非常に頼りになる新パーツになりそうな予感!?
もちろんパーツの組み合わせや相手との相性次第ではベアリングの方が良い場合なども出てくると思います。その点も含め、ベアリングとの差別化を図りメビウスのさらなる可能性も追求していきたいですね。
メビウスドライバーはバリアントルシファー.Mb 2Dに収録!気になる人はぜひチェックしてみてください。
それではまた次回👻