この記事では、ベイブレードバーストの歴代のディアボロスシリーズについて解説していきます。
どんなベイ?
ディアボロスは、左右両回転のバランスタイプです。
また、ドライバーはシリーズごとにギミックが異なっており、分身したり、バトル中に自動変形したりといったディアボロスならではの個性的な性能が搭載されています。
それぞれのギミックに関しては、この後紹介していきます。
使い手
©Hiro Morita, BBBProject
アニメや漫画では、茜デルタ(あかねでるた)が使用します。
第4期「ベイブレードバーストGT」で登場。世界ランク上位3名からなる「GT3」のひとり。
ひたすら最強を追い求める孤高のブレーダーでしたが、終盤では主人公のドラムたちと打ち解け、タッグバトルでの連携も発揮しています。
ベノム&イレイズディアボロス.Vn.Bl(バンガード・バレット)
ベノムディアボロス
イレイズディアボロス
2019年7月6日発売 B-145 スターター バランスタイプ |
初代ディアボロス。
GT(ガチンコ)レイヤーシリーズで登場したベイブレード。
レイヤーのパーツを付け替えることで左右両回転が可能。
ベノムディアボロスが右回転、イレイズディアボロスが左回転になります。
GTレイヤーは、レイヤーがガチンコチップ、ベース、ウエイトの3パーツ構成になっていますが、ディアボロスはガチンコチップとウエイトが融合した一体型チップになっています。
また、ディアボロスチップは左右の回転に対応しており、右回転ベース、左回転ベースどちらにも取り付けができます。
商品には右回転用のベノムベースと、左回転用のイレイズベースが同梱されており、好きなほうを取り付けることで回転方向を選択できます。
ドライバーのバレットは、バーストシリーズ唯一の分身ギミックを搭載しており、シュート後の着地の衝撃やバトル中の接触時の衝撃によって、軸パーツが分離し、ベイ本体とドライバーの軸先がスタジアム内を駆け回ります。
アニメではベイブレードバーストGTに登場。
アニメだと1回の試合で、バトルごとにベースを付け替えて回転を切り替えていましたが、現実の公式レギュレーションでは試合中のベース交換は認められておらず、ベノムとイレイズはそれぞれ別パーツあつかいなので、アニメのようにバトルごとのつけかえはできません。
事前にどちらの回転で使うか決めておく必要があります。
マスターディアボロス.Gn(ジェネレート)
(右回転)
(左回転)
2019年12月26日発売 B-155 スターター バランスタイプ |
2代目ディアボロス。
GTレイヤーシリーズのディアボロス第2弾として登場。
マスターディアボロスは、ベースの表裏をひっくり返すことで、右回転と左回転を切り替えできる、リバーシブルギミックを搭載しています。
また、ドライバーのジェネレートは、ディスクが融合したディスク一体型ドライバーになっています(通常のディスクは取り付けできません)。
ジェネレートドライバーは自動変形ギミックを搭載しており、高速回転時は攻撃の軌道で暴れまわり、後半はとがった軸が飛び出し、持久の性能に変化します。
そのため、前半はガンガン攻めてオーバーやバーストを狙い、仕留めきれなかった場合でも後半は持久戦を展開するという万能なバトルが可能です。
初代ディアボロスと違い、ひとつのベースで回転方向を切り替えできるので、バトルごとに切り替えも認められます。
アニメではベイブレードバーストGTで登場。
デルタが新たに開発したディアボロスで、主人公のドラムがつかうインペリアルドラゴンとのタッグバトルが見どころです。
デスディアボロス.4T.Mr 1D(フォーターン・マージダッシュ ワンディー)
2020年7月23日発売 B-170 ランダムブースターVol.21収録 バランスタイプ |
3代目ディアボロス。超王(スパーキング)レイヤーシリーズで登場。
ランダムブースターVol.21のレアベイとして収録されました。
超王レイヤーは、レイヤーが、スパーキングチップ、リング、シャーシの3パーツで構成されています。
超王レイヤーはそれぞれのパーツに回転方向が定められていますが、ディアボロスチップはコア部分を切り替えることで、右回転・左回転どちらのリングにも取り付けできる性能になっています。
デスリングは右回転専用のため、デスディアボロスは右回転ベイとなります。
レイヤーは強力なアッパー攻撃をする上段と、細かい連打が可能な下段の2層構造になっており、バランスの良いバトルが可能になっています。
ディスクやドライバーも、フレームを表裏ひっくり返してモードチェンジしたり、シュート位置によって動きを変える軸を搭載したりと、細かく戦略を変更できるバランス系のもので固められています。
ちなみに、この当時のランブーは、ラインナップのアタリハズレの差が激しいだけでなく、レアの封入率が従来より下げられていたため、暗黒期ともいえる状態でした。
そのためこのディアボロスも非常に入手が難しく、値段が高騰しました。
アニメ未登場で、漫画版にのみ登場。
レジェンドランク9位の茜デルタが使用。
アビスディアボロス.5.F’ 1S(ファイブ・フュージョンダッシュ ワンエス)
2020年7月23日発売 B-170 ランダムブースターVol.21収録 バランスタイプ |
3代目ディアボロス。
デスディアボロスと同じ、ランブー21に収録されたもうひとつのレアベイ。
アビスディアボロスは、左回転用のベイになっています。
ディアボロスチップは両回転対応なので、デスディアボロスのものと色は違っていますが、パーツ自体は同じものが使用されています。
アビスリングは、たたきつけのスマッシュ攻撃が可能な上段と、連打攻撃が得意な下段の2層構造になっており、下段刃はデスリングと同じものが使用されています。
ディスクやドライバーはかなりシンプルな構成になっており、あくまでもレイヤーがメインで、それ以外はおまけといったような機体になっています。
こちらも、デスディアボロス同様にランブーでの封入率が低いため、入手の難しい商品となっていました。
アニメ未登場で、漫画版のみ登場しています。
まとめ
というわけで歴代のディアボロスの紹介でした。
左右の回転や、個性的なギミックを搭載した唯一無二のベイブレードでしたね。
特に、初代ディアボロスの分身ギミック、2代目の自動変形ギミックなどは実際に使ってみるとより楽しさが実感できるので、機会があればぜひ手に取ってみてください。
実際の対戦動画も掲載してあるので、ベイブレードの個別ページもあわせてご覧ください。