爆転世代の後期リニューアルシリーズのHMS。その中のウェイトディスク・サークルワイドにバリエーション違いがあるというのはご存じでしょうか。
ちなみに私はなんとなく知ってはいましたが実際によく調べたことはなかったので、今回の記事でその点を見ていきたいと思います。
はじめに
まずバリエーションとはどういうことかというところから紹介します。
海外のベイブレードWikiのサークルワイドのページにこのような記載がありました。
A heavier Circle Wide is included with the Takara version of Draciel MS. The increase weight varies between 0.5 g and 0.7 g and its effects are beneficial: This molding is preferred to the original in all circumstances.
英語はあまり得意でないのでグーグルで翻訳すると、
タカラ製のドラシエルMSのサークルワイドのみその他のサークルワイドに比べ重量が重く、0.5~0.7gほど重さが増している
ということです！どうやら個体差などでなく、ドラシエルMSに付属しているサークルワイドのみ明確に金型が違うようです。
では早速実物を見ていきます。
実物を比較！
実際に確認してみましょう。
というわけで実物を並べて比較。左側がドラシエルMSのサークルワイド、右はドラシエルMSより後に発売されたHMSに付属しているサークルワイドです。
パッと見た感じは大きさも同じで特に差はありませんが・・・
横から見ると、画像だとちょっとわかりにくいかもしれませんが厚さが違います。ドラシエルMSのサークルワイドの方が厚くなっています。
実際は肉眼で見てみると結構な厚さの差があります。
この厚みの分、ドラシエルMSのサークルワイドの方が重くなっているようです。では次に重さを比較していきます！
まずはドラシエルMSより後に生産された修正後のサークルワイドの重量を計測。個体差も考え3枚用意して計測します。
1枚目
13.6g
1枚目は13.6gでした。これだけでは何とも言えないので、続けて2枚目を計測。
2枚目
13.4g
1枚目より少し軽くなりました。平均すると大体13.5gほどでしょうか。
3枚目
14.0g
と思ったら3枚目で一気に重量が増加！この時点で結構重量に差がありますね。3枚を平均すると大体13.6~13.7gくらいでした。
ではいよいよドラシエルMSのサークルワイドを計測します！
結果は・・・
14.5g！！
通常のサークルワイドより重いです！先ほどの通常サークルワイドの最重量の14.0gよりも0.5g重く、平均よりも0.9～0.8gほど重いという結果が出ました。
確かにドラシエルMSのサークルワイドは重かった！
ドラシエルMSはHMSシリーズ初のサークルワイド搭載ベイなので、いざ出してみたらちょっと厚みがありすぎたためバランス調整のためにその後のものは少し薄くされたといった感じなのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際に計測してみると確かにドラシエルMSのサークルワイドは他のものより重く、重量差についても大体海外のページに書いてあった通りの数値でした。
持久タイプのエキスパートであるウルボーグMSやアドバンスエターナーのサークルワイドは修正後のものなので、これをドラシエルMSのディスクに替えるとさらなる持久向上が期待できるかもしれないですね。もちろん他のベイのカスタム用にも使えるのでHMSでがっつり遊びたい場合には1枚は用意しておきたいところです。
幸いドラシエルMSはHMSの中ではそこまでプレミアはついていない方なので全く手が出ないというほどではないので、気になった場合はいっそ購入してみるのもアリだと思います（生産時期のばらつきなどに関してはわからないので確実ではないかもしれません）。中古だとディスクが変わっている可能性があるのでできれば未開封が望ましいです。
ちなみに限定カラーのドラシエルMSは「HMS VS EG バトルセット」のものが手元にあったので見てみると、それのサークルワイドは修正後のものでした。限定カラーはこれしか持ってないのですべての限定カラーのドラシエルMSがそうかはわからないですが、とりあえず通常版を買っておくのが一番良いでしょう。
というわけでHMSのウェイトディスクの検証でした。
今後HMSをカスタマイズするときなどに注意して組んでいきたいと思います。
それではまた次回👻
