ベイブレードバーストは、シリーズ名や用語、実際の商品など、いたるところに「ドラゴンボールから影響を受けた」と思われる部分が存在するという、ファンの間で有名な話があります。
今回は、ベイブレードバーストがどのくらいドラゴンボールをリスペクトしているのかを見ていきましょう。
概要
鳥山明/集英社 |
解説するまでもないと思いますが、「ドラゴンボール」とは、週刊少年ジャンプで連載されていた国民的人気タイトルです。
「ベジータ」「かめはめ波」「スーパーサイヤ人」など、内容は知らなくともワード自体は聞いたことがある、という方がほとんどでしょう。
かくいう私も、ちゃんと見たことがないです。
それはともかくとして、ベイブレードバーストシリーズは、そのドラゴンボールを意識している点が非常に多いです。
ベイブレードバーストシリーズは1年ごとに商品がバージョンアップされ、そのたびにタイトルの一部がリニューアルされるのですが、そのタイトルがドラゴンボールに酷似しているのです。
最初は「偶然似てるな」くらいに言われていたのが、何年も連続でドラゴンボールみたいなタイトルが続いたことで、ファンも確信に変わり「ドラゴンボール好きすぎやろ!」となっていったのです。
ベイブレードバースト神
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO |
ベイブレードバースト神(ゴッド)は、2017年のシリーズで、ベイブレードバーストとしては初めてメインタイトルの後にサブタイトルがついた名称です。
ポイントは「神」の部分です。
©バードスタジオ/集英社 ©「2013ドラゴンボールZ」製作委員会 |
ドラゴンボールには、2013年に公開された劇場版に「ドラゴンボールZ 神と神」という作品があり、ここから神というタイトルを取ったのではないかと言われています。
また、同作に登場した、キャラクターがパワーアップした状態「スーパーサイヤ人神(ゴッド)」からの影響とも言われています。
は?こんなんこじつけやん。
そう思いましたか?確かにこれだけではほぼほぼこじつけの域を出ません。
しかし、以降もドラゴンボールから影響されたと思われるタイトルが続くことによって、徐々に説は濃厚になっていきます。
ベイブレードバースト超Z
タカラトミー公式Youtubeチャンネルより引用 |
つづいては、2018年のシリーズ「ベイブレードバースト超Z」です。超Zは「チョウゼツ」と読みます。
ポイントは「超」と「Z」の部分です。
©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション |
ドラゴンボールには、2015年から2018年まで放送されていたテレビアニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」と、1989年から1996年まで放送されていたテレビアニメ「ドラゴンボールZ」という作品があり、これらの「超」と「Z」をそれぞれ合わせて、ベイブレード超Zというタイトルにしたのではないか、と言われています。
ベイブレードバーストGT
©Hiro Morita, BBBProject, |
ベイブレードバーストGTは2019年のシリーズで、GTは「ガチンコ」あるいは「ガチ」と読みます。
気になる「GT」の部分はドラゴンボールとどう関係しているのでしょうか。
©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション |
ドラゴンボールにも、アニメ作品「ドラゴンボールGT」というものがあります。
さらにこのGTは、ドラゴンボールZの続編という位置づけのようで、ベイブレードバーストの超Z→GTという流れもこれを意識しているのかもしれません。
ここまでくると、信ぴょう性も増してきましたね。
ベイブレードバースト超王
©Hiro Morita, BBBProject, |
次はベイブレードバースト超王です。こちらは2020年のシリーズで、超(スーパー)と、王(キング)をくっつけて「スパーキング」と読む、センスのあふれるタイトルになっています。
今回のポイントは「スパーキング」という読みの部分です。
「ドラゴンボールZ スパーキング!」パッケージ |
アニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の歌詞、およびそれを元にタイトルがつけられたゲーム作品「ドラゴンボールZ スパーキング!」が元ネタになっていると言われています。
ここまでくればもう説自体はほぼ確定と言ってよさそうですね。
余談ですが、ドラゴンボールのほかのゲームソフトを調べると、「ドラゴンボールZ インフィニットワールド」という作品もありました。
ベイブレードバースト超王シリーズでは、「インフィニットアキレス」「ワールドスプリガン」というベイブレードが登場しています。
もしかすると、タイトルだけでなく、ベイブレードのネーミングにもドラゴンボール関連のワードを取り入れているのかもしれませんね。
ベイブレードバーストDB
©Hiro Morita, BBBProject, |
ベイブレードバーストDBは2021年のシリーズで、DBは「ダイナマイトバトル」と読みます。
これはもうまんま「ドラゴンボール」ですね笑
鳥山明/集英社 |
ドラゴンボールは、「DRAGON BALL」を略して「DB」と表記されることがあります。これまでを考えると、ドラゴンボールから取ったことはもはや明らかでしょう。
また、「ダイナマイトバトル」という読み方に関しても、ドラゴンボールのソシャゲに「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」というものがあり、「ドッカン」という爆発音?をオマージュしていると考えられます。
ベイブレードバーストBU
最後に紹介するのはベイブレードバーストBU。2022年のシリーズで、「バーストアルティメット」と読みます。
© バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション 東映アニメーション ドラゴンボール超 テレビシリーズ初!鳥山 明オリジナル原案!「ドラゴンボール」テレビアニメ新シリーズ2015年7月5日よりフジテレビ系にて毎週日曜朝9時より放送スタート! |
この「BU」は、ドラゴンボールに登場するキャラクター「魔人ブウ」からとっていると言われています。
これはこじつけ感もありますが、今までの法則性を考えれば、否定できないのが面白いところですね笑
ちなみに、原作漫画のドラゴンボールにおいて、「魔人ブウ編」が最終章となっているため、ベイブレードバーストBUは「ベイブレードバーストシリーズの最終章」を意味しているのではないかというふうにも考えられますね。
まだまだ続いてほしいと思いますが、どうなるのでしょうか!
おまけ
ここからは、タイトル以外にドラゴンボールと似ているものを紹介します。
あくまでそれっぽいな~程度なので、おまけとしてご覧ください。
シャドウオリハルコン=フリーザ!?
2017年に、コロコロコミックで応募者全員サービスで販売された「シャドウオリハルコン」というベイブレードがあります。
この丸っこい形状や、白と紫の色合いなどが、ドラゴンボール登場キャラの「フリーザ」をイメージしているのではないかという説もあります。
比べてみると完全にフリーザです。
ランダムブースターVol.27=ドラゴンボール!?
ベイブレードには、数種類のラインナップの中からランダムで1つが封入されている「ランダムブースター」という商品があります。
このランダムブースターの第27弾の販売形態が、「ラインナップ全7種をそろえて、それぞれについているパーツを組み合わせると限定カラーベイが完成する」というものだったのです。
ドラゴンボールの作中には、「7つそろえると願いが叶う」力を持つドラゴンボールというアイテムが登場しますが、上記のランダムブースターもそれを意識したのではないかと言われています。
タイトルだけでなく、販売形態までドラゴンボールへのリスペクトが感じられますね(あくまでも説なので確定ではありません)。
まとめ
今回は、ベイブレードバーストがドラゴンボールをリスペクトしている件についてまとめました。
最初はこじつけに思えても、すべて通してみると完全にドラゴンボールでしたね。
ドラゴンボールは、大人から子供まで幅広い世代に人気の国民的作品なので、もしかするとベイブレードもそれくらい大きなシリーズにしたい!という思いも込められているのかもしれませんね。
ベイブレードもじゅうぶん国民的な知名度を誇るホビーだと思いますが、今よりさらに幅広い世代に触れられるシリーズになるとよいですね。
当ブログでも、少しでもベイブレードの魅力について知ってもらえるような記事を掲載していきますので、是非チェックしてくださるとうれしいです。
ついでにYoutubeチャンネルでも対戦動画などを掲載しているので、チェックよろしくお願いします!
宣伝です。