この記事では、ベイブレードバーストの4代目主人公機の歴代ハイぺリオンとヘリオスを紹介していきます。
ハイぺリオンとヘリオスについて知りたい初心者向けの内容になっています。
ではいってみましょう。
どんなベイ?
ハイぺリオン&ヘリオスは、これまでのすべてのベイブレードシリーズの中でも初のダブル主人公機になっています。
ハイぺリオンは右回転のアタックタイプ、ヘリオスは左回転のバランスタイプになっています。
ハイぺリオンはラバー軸でガッツリ相手を攻めていく王道の主人公機で、ヘリオスは機動力や持久力を兼ね備え堅実に戦うことのできる安定性の高いの万能型といった感じです。
どちらも太陽の神をモチーフとしたベイブレードで、赤いハイぺリオンと、青のヘリオスになっていたり、ヘリオスとハイぺリオンを並べると互いの顔が向き合ったりなど、対になるようなデザインになっているのも特徴です。
使い手
ヒカル(左)・ヒュウガ(右)
©Hiro Morita, BBBProject
使い手は、ベイブレード史上初の兄弟主人公の朝日ヒュウガと朝日ヒカルです。バーストシリーズ4代目の主人公で、アニメ第5シーズンの「ベイブレードバースト超王」で登場。
ハイぺリオンの使い手は弟のヒュウガで、作戦を練ったりするよりもとにかくぶつかっていくのが得意な直感型ブレーダーです。
ヘリオスの使い手は兄のヒカルで、ベイに関する知識も高く、論理的な戦略を立ててバトルするのが得意な頭脳派ブレーダーになっています。
また、兄弟主人公らしく、二人が力を合わせた時に最大限の力を発揮することができ、タッグバトルでは互いのベイのコンビネーション技を駆使してレジェンドブレーダーたちを破っています。
スーパーハイぺリオン.Xc 1A(エクシード ワンエー)
2020年3月28日発売 B-159 ブースター アタックタイプ |
初代ハイぺリオン。
超王(スパーキング)シリーズの主人公機として、ブースターで販売されました。
超王シリーズのレイヤーの新システム「シャーシ」によってレイヤーとディスクが一体化し、従来のレイヤーより重量や安定性が上昇しています。
シャーシとの融合により大型のアッパー刃形状となり、強力なアタックが可能になっています。
ドライバーのエクシードは、ラバー軸で暴れつつ、軸の外周に搭載されたフリー回転のガードパーツで本体の姿勢を支えるため、長時間機動力をキープできる性能になっています。
アニメでは「ベイブレードバースト超王」で登場。
ヒュウガが自身で設計したベイブレードになっています。
キングヘリオス.Zn 1B(ゾーン ワンビー)
2020年3月28日発売 B-160 ブースター バランスタイプ |
初代ヘリオス。
スーパーハイぺリオンと同時発売の、超王シリーズ主人公機で、ブースターで販売されました。
レイヤーはシャーシを取り付ける向きを変えることで、攻撃特化の5枚刃アタックと、攻撃分散に特化した10枚刃ディフェンスに切り替えできます。
ドライバーのゾーンはスタジアム中央では持久的な動きになり、外周ではフリー回転ガードパーツの効果で素早く動き回ることができる変幻自在の機動性を持ちます。
レイヤーの切り替えやドライバーの動きの変化によって様々なバトルに対応することができます。
アニメでは「ベイブレードバースト超王」に登場。
ヒュウガのスーパーハイぺリオンと同様に、ヒカルが自身で設計したベイブレードです。
ハイぺリオンバーン.超.Xc’+X(チョウ・エクシードダッシュエックス)
2020年11月14日発売 B-174 限界突破DXセット付属 アタックタイプ |
2代目ハイぺリオン。
「限界突破DXセット」に収録されたベイブレード。セットには他に、ヘリオスボルケーノ・新スタジアム・ランチャー2つが同梱されているため、主人公機としては最も値段が高く、定価で7480円となっています。
バトル中にレイヤーが変形する新システム「限界突破(リミットブレイク)」システムを搭載しています。
バトル中ロックが進むことで限界突破システムが発動し、レイヤーの刃が飛び出して超大型のレイヤーに変形します。
また、ドライバーはスーパーハイぺリオンに使われていたエクシードドライバーがダッシュ化してロックが固くなったエクシードダッシュを搭載。
さらに、強化パーツの「エクシードチップ」が搭載されたことで、軸が大型化してさらに暴れるようになっています。エクシードチップは、ヘリオスのゾーンドライバーに取り付けることもできます。
アニメでは「ベイブレードバースト超王」に登場。
スーパーハイぺリオンを破壊されたヒュウガが新たに作ったベイで、ヒカルのヘリオスとともにタッグバトルでレジェンドたちと渡り合っています。
ヘリオスボルケーノ.王.Zn’+Z(オウ・ゾーンダッシュゼット)
2020年11月14日発売 B-174 限界突破DXセット付属 バランスタイプ |
2代目ヘリオス。
ハイぺリオンバーンと同じ限界突破DXセットに収録されたベイブレード。
レイヤーはバトル開始直後は5枚刃形状ですが、ロックが進んだり衝撃を受けて限界突破が発動すると、外周刃がぐるっと180度回転し、10枚刃に変形します。
限界突破発動後は、外周刃がバウンド刃の性能も発揮し、受け流しやカウンターが可能です。
ドライバーはキングヘリオスのゾーンドライバーがダッシュ化し、さらに強化パーツのゾーンチップが搭載され、より粘り強いバトルが可能となりました。
このゾーンダッシュゼットドライバーは非常に強力で、大会でも環境パーツの一つとして活躍しました。
アニメでは「ベイブレードバースト超王」で登場。
キングヘリオスを破壊されたヒカルが新たに開発したヘリオス。ヒュウガとのタッグバトルではコンビネーション技を駆使してレジェンドブレーダーたちを破っています。
超ハイぺリオンMR.Tp.Xp-2(テーパード・エクスプロージョン ツー)
2022年10月8日発売 B-203 究極合体DXセット付属 アタックタイプ |
3代目ハイぺリオン。超ハイぺリオンは、初代と同じく「スーパーハイぺリオン」と読みます。
新システム「BU(バーストアルティメット)」シリーズで登場し、「合体の極み」をコンセプトにした最新ハイぺリオンです。
王ヘリオスとともに「究極合体DXセット」に収録されており、セット売りの関係で主人公機としては、先ほどに続き2番目に値段が高く、定価は7250円になっています。
レイヤーの片側にメタルを、もう片側にラバー刃を搭載した強力な攻撃性能を持ちます。
また、ハイぺリオンのコアは右回転ですが、ブレードは両回転に対応しているため、ヘリオスのコアに付け替えることで、左回転にして遊ぶこともできます。
ドライバーはエクシードドライバーをより攻撃的にしたような性能のエクスプロージョンドライバーを搭載。
また、超ハイぺリオンは、同セットに付属している「王ヘリオス」と合体することができます。
超ハイぺリオン・王ヘリオスともに、レイヤーを半分に分割することが可能で、それぞれを組み合わせることで超王(スパーキング)ハイぺリオンにすることができます。
ちなみに、レイヤーの合体の組み合わせには、同セットを2個購入しなければできないものもあるので、お金に余裕のある場合は2セット購入するのもよいでしょう。
アニメシリーズ終了後に販売されたため、アニメには未登場です。
王ヘリオスMR.Gg.Zl-10(ギガ・ジール テン)
2022年10月8日発売 B-203 究極合体DXセット付属 バランスタイプ |
3代目ヘリオス。王ヘリオスは、初代と同じく「キングヘリオス」と読みます。
超ハイぺリオンと同じ、究極合体DXセットに付属しています。
レイヤーは超ハイぺリオンをそのまま左回転にしたような感じで、片側にメタル、もう片側にラバー刃が搭載されています。
超ハイぺリオン同様に、ブレードは了解店に対応しているため、コアをヘリオスからハイぺリオンに付け替えて右回転で遊ぶことができます。
ドライバーは、ラバー製のシャープ軸で持久力と防御力を両立しつつ、軸周りのフリー回転ガードパーツで粘り強さも発揮するジールドライバーを搭載。これまでのヘリオスが搭載していたゾーンドライバーに比べると、やや防御面に寄った性能になっています。
王ヘリオスも、超ハイぺリオンで紹介したのと同様に、超ハイぺリオンとの合体が可能です。
アニメ終了後に販売されたので、アニメには未登場です。
まとめ
今回は歴代ハイぺリオンとヘリオスを紹介しました。
王道アタックタイプのハイぺリオン、万能型のヘリオス、それぞれが主人公機らしさを持っていましたね。
右回転と左回転・合体ギミックなど、ダブル主人公だからこそできるギミックが魅力的なシリーズといえるでしょう。
当ブログでは、ベイブレードバーストの他の歴代主人公機もまとめて紹介していますので、興味があればぜひ覗いてみてください。