最強のベイはなに?
これは誰もが考える疑問です。
実際の性能で最強を議論すると、どうしても主観がはいってしまいます。
そのため、今回は客観的、つまり、「公式で発表されている数値」において最強のベイは何なのか?というのをテーマに、各項目のトップ数値のベイブレードを紹介していきます。
ベイブレードバーストでは、パーツそれぞれに「攻撃力」、「防御力」、「持久力」、「重量」、「機動力」、「バースト力」の6項目の公式スペック値が設定されています。
ベイブレード本体のスペックは、そのベイに使われているすべてのパーツのスペック値の合計で計算されます(例:レイヤーの攻撃力が3、ディスクの攻撃力が2、ドライバーの攻撃力が1なら、そのベイの攻撃力は3+2+1で6となります)。
実際の性能はともかく、公式が設定した数値の中で一番強いものはどれなのか見ていきましょう。
攻撃力トップ
インペリアルドラゴン.Ig’(イグニッションダッシュ)
【攻撃力17】
攻撃力トップはインペリアルドラゴン!2019年モデルであるGTシリーズながら、最新ベイにも負けずに食らいつきました。
バトルするごとに覚醒して強力になっていくレイヤー、そして電動モーターによって、まるで意志を持ったように加速と逆旋回を繰り返し相手に襲いかかるドライバーを持つ新時代のアタックタイプです。
バーストシリーズの中でも2機しか存在しない電動メカと融合したベイブレードの内の1機ということもあり、ロマンを考えると納得の能力値ですね。
ちなみにもう1機の電動ベイはディフェンスタイプのレガリアジェネシスで、防御力数値では第5位の結果になっています。
ジフォイドエクスカリバー.Xn.Sw’-1(ザンザス・ソードダッシュ ワン)
【攻撃力17】
2022年に、BUシリーズとして4年ぶりの復活を果たした「エクスカリバー」シリーズ最新型・ジフォイドエクスカリバーも攻撃力数値17でトップに並びました。
エクスカリバーと言えば、レイヤーの大きな剣で相手を切り裂く一撃必殺のベイブレード。
このジフォイドエクスカリバーは、ロックが進むことでコアのメタルソードが伸びて、重量が剣先に集中する仕組みになっています。
それにより、一点に攻撃力を凝縮させて破壊的な一撃を繰り出すことができるのです。
エクスカリバーらしい一撃必殺のアタックタイプです。また、商品には5年ぶりに新型のソードランチャーも付属しているので、その点もおすすめです。
防御力トップ
バリケードルシファー.Il.BMb-10(イリーガル・ベアリングメビウス テン)
【防御力18】
防御力トップは2022年に発売のルシファーシリーズ最新モデルである、バリケードルシファー。BUシリーズで復活したルシファーです。
これまで防御値17でトップだった先代の「ルシファージエンド」の記録を、進化したルシファーが塗り変える結果となりました。
バリケードルシファーは、バトル中回転力が高いときにバリアを展開して、相手の攻撃を遮断するディフェンスギミックを持ちます。
また、ドライバーのベアリングメビウスは、幅の広い軸で体勢をキープしつつ、ベアリングによる滑らかなフリー回転で粘り強さも持つ性能になっています。
持久力トップ
ウインドナイト.Mn.Bn-6(ムーン・バウンス シックス)
【持久力16】
超Zシリーズで初登場したエアナイトが4年弱ぶりに進化した機体・ウインドナイトが持久値16で単独トップに躍り出ました。
BUシリーズで登場した、ランダムブースターVol.30のレアベイ。
大きなプロペラ形状のレイヤーによってアッパーフォースの空力効果を発生させて持久力を上げることができるベイブレードです。
モードチェンジ機能によってダウンフォース性能に変化させることも可能な万能スタミナモデル。
重量トップ
ガトリングドラゴン.Kr.Cm’-10(カルマ・チャージメタルダッシュ テン)
【重量16】
重量トップはガトリングドラゴン。
これまで重量最高値15だったテンペストドラゴンを、同じドラゴンシリーズの最新作であるガトリングドラゴンが更新!
バトルの衝撃で変形するレイヤーと、レイヤー全体がバネで動くバウンド機能を搭載した、連撃特化の重量級ベイです。
実際の重量も80グラム越えで、全ベイの中でもトップレベルの重さを誇ります。
専用パーツでドーピングしまくった主人公機に次ぐ重さのため、純粋なベイとしては最重量級と言ってもいいかもしれませんね。
機動力トップ
ディヴァインべリアル.Nx.Ad-3(アルティメットギア)
【機動力10】
BUシリーズの主人公機・ディヴァインべリアルに、BUシリーズで新たに追加された進化ギアをすべて取り付けた状態「アルティメットギア」が機動力トップ値となりました。
これまでは機動力部門は激戦区で、機動力値9のベイが何個もランクインしていましたが、ついに機動力10が達成されアルティメットギアが単独トップとなりました。
このアルティメットギア状態にするためには、「B-197 ディヴァインべリアル.Nx.Ad-3」本体に加え、「B-199 ガトリングドラゴン.Kr.Cm’-10」「B-201 ゼストアキレス改造セット」「B-203 究極合体DXセット」「B-205 バーストアルティメットVSセット」を購入する必要があります。
アルティメットギアに必要な進化ギアは、4つ中3つがセット商品付属のため値段が高いので、そろえるには難易度が高めになっています。
バースト力トップ
ディヴァインベリアル.Nx.Ad-3(ネクサス・アドベンチャー スリー)
【バースト力8】
これまで何個かランクインしていたバースト力7のベイを更新し、ディヴァインベリアルがバースト力8で単独トップにランクイン。
最新シリーズ「BU(バーストアルティメット)レイヤー」シリーズの第1弾で、「打撃の極み」をコンセプトにしたベイブレード。
レイヤーのバーストロック機能とメタル内蔵の3枚刃によって強力な攻撃を可能とします。
また、専用パーツ「進化ギア」にも対応しており、進化ギアを取り付けることでさらに性能を強化することもできます。
進化ギアの「Dギア」を取り付けると、バースト力がさらに1プラスされ、9になります。
合計値トップ
ディヴァインベリアル.Nx.Ad(アルティメットギア)
【合計値49】
合計値トップは49のディヴァインベリアルベリアル・アルティメットギアバージョン!
ディヴァインベリアルは、2021年からスタートした新主人公機・ベリアルの3代目機体です。
主人公機ということもあり特殊なベイブレードで、進化ギア(ベリアル専用の追加パーツ)が順次登場し、初期状態からどんどんと性能をアップデートできる仕様になっています。
2021年にはレイヤーに取り付けるFギアとLギア、ドライバーに取り付けるVギア、ディスクに取り付けるSギアの4種類のギアが登場。これまでは、これらを取り付けた「パーフェクトギア」バージョンが合計値47でトップでした。
しかし2022年には新たな進化ギアのDギア(ディスクに取り付け)、Aギア・Hギア(レイヤーに取り付け)、VSギア(ドライバーに取り付け)が新たに登場したことで、さらに数値を伸ばしました。
まとめ
今回はベイブレードバーストの公式スペック値の各部門トップを紹介しました。
これまでは少し前のシリーズのベイもいくつかランクインしていたりしたのですが、2022年のBUシリーズが始まってからは大きく塗り替えられ、ほぼすべての部門でBUシリーズのベイがランクインするという結果になりました!
公式のスペック値はあいまいな部分があり、「この数値ちょっと盛りすぎじゃ?」とか、逆に「この数値もっと高いでしょ!」みたいに実際の性能とかみ合っていない設定もちょいちょいあります。
そのため、もちろん今回紹介したベイがそれぞれの項目で実際に最強かというと、そうではない部分もあるでしょうが、公式数値の歴史ということで楽しんでいただければ幸いです。
また、全ベイのスペック一覧もあるので気になったらこちらもどうぞ!