基本情報
Aー112 ドラグーンGT(ギャラクシー・ターボ) | |||
2003年6月発売 | |||
スターター | |||
エンジンギアシステム | |||
左回転 | |||
攻撃型 | |||
木ノ宮タカオモデル | |||
パッケージセリフ | なし |
性能 | |||||||||
ステータス (各パーツ数値合計) |
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重量 | 37.4g | ||||||||
持久タイム | 41秒92 |
パーツ紹介
アタックリング:Gアッパー | |||||
左回転特化型の4枚刃アッパータイプアタックリング。 | |||||
ウェイトディスク:テンワイド | |||||
10角形のウェイトディスク。直径が大きく、攻撃力と持久力を強化する。 | |||||
エンジンギア:レフトエンジンギアターボ | |||||
ドラグーンGTで新登場した左回転専用エンジンギア。従来のエンジンギアよりエンジンパワーが強化されている。軸先は対応パーツと交換が可能。 | |||||
ブレードベース:ファーストクラッチベース | |||||
シュート直後にエンジンギアを発動させるブレードベース。ベース本体にも大きなウィングが4枚搭載されていて背の低い相手にもこのブレードベースで反撃ができる。 | |||||
メタルグリップ軸 | |||||
対応エンジンギアに取り付け可能な軸。先端がラバー素材になっており、エンジンギアのパワーと合わせてハイスピードアタックが可能。 |
詳細
ターボエンジン発動!!エンジンギア最高の加速力を見よ!!従来のエンジンギアよりパワーが強化されたレフトエンジンギアターボを搭載した超攻撃型ベイブレード!
ビットチップ
重量 | 0.8g |
1パーツで直接アタックリングにはめ込むタイプの長いビットチップ。
アタックリング「Gアッパー」
ステータス |
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重量 | 5.6g |
これまでのドラグーン同様左回転特化の4枚刃アタックリング。アタックリングの刃の部分にはエンジンギアシリーズを象徴する「G」の文字がかたどられています。
アタックリングはアッパータイプ。ドラグーンはスパイク系のアタックリングが基本のため、珍しい形状です。
ウェイトディスク「テンワイド」
ステータス |
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重量 | 13.9g |
円形に近くなることにより持久力がアップ。また、2カ所のアタックポイントにより攻撃力も上昇。
エンジンギア「レフトエンジンギアターボ」
ステータス |
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重量 | 7.0g |
左回転専用のエンジンギア。ベイを左回転させることができます。左回転にした場合スタジアムを移動するときの軌道が右回転ベイとは逆になるため、相手が右回転だった場合正面から強力なアタックをしかけることができます。さらに、エンジンパワーをより強力にしたことで従来のエンジンギアより加速力が高まっていますが、エンジンパワーを一気に消費するため解放時間は短くなっています。
軸はエンジンギア初のラバー素材を使用したメタルグリップ軸。軸先は取り外して別の対応軸に付け替えることも可能。
ブレードベース「ファーストクラッチベース」
ステータス |
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重量 | 7.2g |
シュート直後にエンジンギアを発動させるエンジンギア専用ブレードベース。ベース本体にも大型の4枚刃を搭載しておりベイの攻撃力をサポートする性能も持っています。
ドラグーンSのアタックリングと同じくらいのサイズの刃を持っています。デフォルトで組んだ場合、ドラグーンGTはブレードベースがちょうどドラグーンSのアタックリングの高さと同じくらいのところにあるため、アタックリングとブレードベースで二段階のアタックポイントで背の高い相手も低い相手も攻撃することができます。
メタルグリップ軸
ステータス |
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重量 | 2.6g |
軸先がエンジンギアシリーズ唯一のラバー素材でグリップ力を高める効果を持ちます。また、本体部分は金属製のため重量もキープすることができます。
※パーツの重量は個人計測です。
レビュー
エンジンパワーに全振りしたまさにロマンの塊といった性能です。
シュート直後のエンジン解放時に相手とうまくぶつかることができればかなりのパワーを発揮します。シュート時にバウンドしてしまうと空中でエンジンギアの回転を空回りさせてしまいもったいないのでできるだけシュート時の衝撃は少なくできるようにするといいと思います。うまくいけばバーストシリーズのメタル内蔵の超Zレイヤーベイなどもごり押すことができるほどスピードを発揮できます。
しかし強力なエンジンギアのパワーとのバランスをとるためか、素の機動力自体は控えめな印象です。そのためギア発動時は激しく動き回りますが、エンジンパワーを使い切ってしまうとへたれてしまいがちです。しかし、その分持久力は他のドラグーンより高めなので意外と粘り強く戦えることも。右回転相手に案外送り合いもできます。あと軸先はラバーのため使っていくうちにどんどん丸まっていってしまいますので注意してください。
また、アタックリングもドラグーンシリーズとしては珍しくアッパー形状になっているものの、構造上背が高いため活かしづらいのが難点。ただし、ブレードベース本体にもアタックリング並みのサイズの刃がついているため、背の低い対戦相手にはブレードベースのアタックで対応できます。
デフォルトの性能としてはエンジン解放時はトップクラスのアタック力を持つものの、それ以降は普通といった感じです。安定して攻撃を当てるのはやや難しめかなと感じます。しかし主人公モデルでもあるドラグーンGTはデザインが非常にかっこよく、さらにアニメや漫画での活躍もあわせると、ベイブレードファンなら何とか手に入れたい一品です。現在は希少価値が高いのでチャンスがあればぜひ確保しておきたいベイです!
今の時代に爆転ベイを集めている人のほとんどは性能よりコレクション目当てだと思いますので、欲しいと思ったとき・手に入る機会があったときが買い時です。ドラグーンGTも生産が終了していて後は数が減っていくだけであり値段も高騰していっているので、欲しいと思ったらすぐに確保しておくのがおすすめです。
対戦動画
アニメでの活躍
初登場
Gレボリューション第26話で初登場。キョウジュが開発したベイブレード。ドラグーンGをベースに、世界大会でのバトルデータをインプットしている。キョウジュ曰く、特殊なパーツを使用した最新型のエンジンギアを搭載しているという。
世界大会
第27話、世界大会決勝進出を決めるバトルでFサングレと対戦。タッグ戦の4人同時バトルで大地のガイアドラグーンGと共にバトルした。序盤圧倒的攻撃力でFサングレを追い詰めるが、タッグバトル実戦経験の差により徐々に逆襲される。しかし最後はガイアドラグーンの必殺技を受けることで加速し、Fサングレのベイを2機まとめて弾き飛ばし勝利した。
世界大会優勝をかけカイのドランザーGTと対戦。試合開始直後から激しい打ち合いを繰り広げ、衝撃が会場の観客席まで届くほどの威力を発揮した。また、タカオが世界大会でこれまで戦ってきたライバルたちの技を自分のものにして戦法に取り入れている描写もあった。ドランザーのエンジンギアリバースにより拮抗した戦況となるが再びぶつかり合いを始め、最終的に会場の天井に穴をあけるほどの衝撃を発したのち同時に停止し引き分けとなった。その後再試合が行われ再びぶつかり合いを繰り広げたのち互いのベイがふらついた状態になるも、先にドランザーが停止し勝利した。
BEGA編
32話では大地・マックスと共に、新組織BEGAのプロブレーダー兼アイドルのミンミンが率いるバンドチームと対戦した。序盤翻弄されかけるも、音楽のリズムに合わせ相手のベイが動いていることを見抜き連係プレーで勝利。その後33話ではBEGAのブレーダー・モーゼスのギガースと対戦。ギガースの圧倒的パワーで追い込まれるも、巻き返し勝利した。バトル後にはギガースの激しい攻撃によりアタックリングの一部が損壊するほどのダメージを受けていたことが判明した。
37話では、世界大会で全力で戦えなかったレイのドライガーGと再戦。互いに一歩も譲らぬ激闘の末、僅差でドラグーンGTが勝利。このバトルによりドライガーGと共にベイ本体が大きく損傷した。この時BEGAにベイのパーツを独占されていたため修理ができず、最終的に新型のHMSシリーズを作り上げていくこととなる。