今回は、アニメベイブレードバーストシリーズにて、相手のベイを破壊したキャラをランキング形式で紹介します!
ここで言う破壊は、相手のベイを分解するバーストではなく、パーツそのものを破壊する、いわゆる「リアルバースト」と呼ばれるものを対象とします。
計測ルール
今回はポイント制でランキングをつけていきます。
- 使用不能のダメージを与えたものを1個
- 破壊数はパーツごとに計算(レイヤーとドライバーを同時に破壊した場合は2個と計算)
- 使用はできるもののダメージを与えている描写があるものは0.5個
とカウントします。
アニメ作中で、使用不能になったものや、使用不能になったと思われるものは1個分の破壊、ダメージを受けていても使用している描写があれば0.5個分の破壊とカウントします。
また、故意によるものかアクシデントかは問いません。
記事の構成上アニメシリーズのネタバレを含んだ内容になるので、ネタバレを見たくない方は視聴を中断してください。
それでは、上記のルールのもとに集計したランキングを見ていきましょう!
第10位
小紫ワキヤ(0.5個)
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
まずは0.5個で小紫ワキヤが10位にランクイン!
ワキヤはアニメベイブレードバースト第1期の45話で、シュウのストームスプリガンと対戦しました。
新技ハイパーシールドクラッシュにより、ディフェンスタイプながら激しいカウンター攻撃をしかけます。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
最後はスプリガンとの激突の末敗北しますが、実はこのバトルによってスプリガンのレイヤーにヒビが入っています。
スプリガンにダメージを与えたものの、この後もシュウがスプリガンの使用を続けたため、0.5個とカウントしました。
作中最強クラスのシュウにギリギリまで食い下がったワキヤもまた、屈指の実力者と言えるでしょう。
第7位(同率3名)
白鷺城ルイ(1個)
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
まずはルイの紹介です。
ルイは第1期からほぼ毎シリーズ登場しているレジェンドブレーダーです!第1期ではラスボスのポジションになっています。
ワキヤと同じくベイブレードバースト第1期で、全国大会にてシュウのストームスプリガンと対戦しました。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
両者互角の実力で戦っていましたが、終盤はシュウの気迫が勝り、ルイが敗北寸前まで追い詰められます。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
しかしこのバトルでシュウは、先程紹介したワキヤ戦でダメージを受けたスプリガンをそのまま使用していました。
そのため蓄積されたダメージにより、限界を超えたスプリガンのレイヤーが真っ二つに割れて辛くもルイの勝利となりました。
ワキヤ戦でのダメージがあったとはいえ、レイヤーが割れたのはロンギヌスの攻撃力によるものも大きいでしょう。
というわけでルイの破壊判定としてカウントします。
ちなみにこのバトルが、バーストアニメシリーズとしては初のリアルバースト描写となります。記念すべき初キルを達成したのはルイということになりますね!
赤刃アイガ(1個)
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
続いて、第3期「ベイブレードバースト超ゼツ」から登場した、2代目主人公のアイガが同率で7位にランクイン!
アイガはもともとベイブレードと共鳴する素質を持っており、初バトルの時点で当時世界チャンピオンのバルトと互角の戦いをするほどした。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
しかし一時期は共鳴が強くなりすぎるあまり「悪魔の共鳴」と呼ばれる状態に陥り、力に飲み込まれて暴走してしまいます。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
超ゼツ28話でチャンピオンであるバルトと再戦した際にも共鳴が高まり、力任せのバトルをして、バルトのウイニングヴァルキリーをレイヤーごと破壊してバースト勝利しました。
新主人公が先代主人公のベイを破壊するという衝撃の展開が当時話題となりました。
最終的にアイガが、どのようにベイブレードと向き合っていくのかはぜひ本編でご確認ください!
大黒天ベル(1個)
©Hiro Morita, BBBProject,
続いても同率で大黒天ベルが7位にランクイン。
ベルは第6期のダイナマイトバトルに登場した5代目の主人公です。
©Hiro Morita, BBBProject,
ランゾーの挑戦を受けて、ランゾーが使うグライドラグナルクと対戦。
ベルが開発したダイナマイトベリアルが強力だったため、ラグナルクをレイヤーごと破壊しました。
ベルとしては故意ではなく勢い余って破壊してしまったアクシデントですが、破壊は破壊なのでカウントになります。
余談ですが、グライドラグナルクは一つ前のスパーキングシリーズでも乱次郎が使用していたものが破壊されています。
使用者が違うとはいえ、同じ種類のベイが破壊されたのは、バーストのアニメシリーズではグライドラグナルクが唯一です。
やられ役としての不遇、ある意味優遇っぷりを感じられますね。
第5位(同率2名)
シスコ・カーライル(2個)
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
続いては破壊数2個でシスコが5位にランクイン!
ついに複数個の破壊になってきましたね!
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
シスコはまず、アニメ第2期のゴッド第1話で、バルトのビクトリーヴァルキリーと対戦し破壊数を獲得。
サタンの必殺技でヴァルキリーをバーストし、大きくはじき飛ばしました。
その際、吹き飛んだヴァルキリーのレイヤーが近くの柱に激突し、表面がヒビ割れて使用不可になります。
レイヤーが割れたり砕けたわけではないですが、全体に亀裂が走り、使用不能になるダメージを負わせたため1個のカウントとなります。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
さらにシスコは、過去の回想シーンでガゼムが使用していたカイザーケルベウスも破壊しています。
過去回想でキル数を稼ぐ高等テクニックで、見事に複数個破壊を達成したシスコがランクインしました。
ラシャド・グッドマン(2個)
©Hiro Morita, BBBProject,
続いては破壊数2個で、ラシャドが同率5位にランクインです!
ラシャドはアニメ第6期のダイナマイトバトルに登場するキャラクターです。
©Hiro Morita, BBBProject,
まずは主人公ベルのダイナマイトベリアルを破壊しています。
登場初期は気のいいお兄さんのようなキャラだったラシャドでしたが、徐々に覇王化して相手のベイを破壊するようにまでなっており、困惑した視聴者も多いのではないでしょうか?
グッドマンのわりに、やっていることが全然グッドじゃないマンです。
ちなみにこのときのベリアルはパーフェクトギア状態だったため、実際の商品では別売りのLギアとFギアも巻き添えで破壊されています。現実なら大変迷惑な破壊行為ですね。
©Hiro Morita, BBBProject,
そして2個めはバルトのセイバーヴァルキリーです。
ヴァルキリーは直前のベルとのバトルでダメージを負って不調でしたが、そこに激しい攻撃を加えてヴァルキリーを追い詰めていきます。
最後は上空から攻撃をしかけるヴァルキリーとぶつかり合いになり、ヴァルキリーのレイヤーを砕きました!
ラシャドが使うラファエルもバーストしましたが、ヴァルキリーが使用不能になったためラシャドの勝利となっています。
何気に主人公機を2個破壊しており、まさに覇王と言える戦果を残していることがわかりますね。
第3位(同率2名)
アーサー・パーシヴァル(3個)
©Hiro Morita, BBBProject,
第3位の一人目はアーサーパーシヴァルです。
アーサーはアニメ第4期の「ベイブレードバーストガチ」に登場したキャラクターです。
©Hiro Morita, BBBProject,
無限ロックシステムを持つプライムアポカリプスで、ドラムのエースドラゴン、デルタのイレイズディアボロスと対戦。
1対2の状況ながら、圧倒的破壊力でドラゴンとディアボロスをバーストします。
その際にドラゴンのレイヤーが砕け、ここで最初の破壊数を稼ぎました。
©Hiro Morita, BBBProject,
続いてデルタとの再戦で、再びイレイズディアボロスと対戦します。
まずはディアボロスが搭載する分身機能を持つバレットドライバーの子機を真っ二つに破壊しました。
©Hiro Morita, BBBProject,
その後、ディアボロス本体にも攻撃を加えレイヤーを粉砕!
本記事ではレイヤー以外のパーツも1個とカウントするため、このデルタ戦でレイヤーとドライバーの合計で2個の破壊数となりました。
ちなみに1回のバトルでレイヤーとドライバーの複数パーツを破壊したのは、バーストアニメシリーズとしては唯一の快挙になっています。
のちにかませキャラとなってしまうアーサーがまだ輝いていたときのバトルでした・・・!
レーン・ヴァルハラ(3個)
©Hiro Morita, BBBProject,
同率第3位の二人目は、第5期のスパーキングに登場したラスボスキャラのレーンヴァルハラです。
©Hiro Morita, BBBProject,
まずは、レーンのもとに挑戦しに来た乱次郎が使用するグライドラグナルクとの対戦。
相手をルシファー本体ととスタジアムの壁に挟み込む必殺技、バリアントプレスにより、ラグナルクのレイヤーを破壊!
先程紹介したように、ランゾーのものと合わせて2回も破壊される不憫なグライドラグナルクでした。
©Hiro Morita, BBBProject,
次に、スパーキングの主人公である朝日ヒカル、ヒュウガ兄弟と1対2で対戦
ヒカルのヘリオス、ヒュウガのハイペリオンの同時攻撃をものともせず、逆に押し返して2機を同時に破壊しました。
2つのベイを同時にリアルバーストするダブルキルを達成したのはレーンのみで、快挙と言えるでしょう!
ちなみに実際のルシファーはラバーでペチペチする性能なので、むしろ相手を傷つけない優しいベイブレードです。
第2位
紅シュウ(4個)
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
第2位は、合計破壊数4個を獲得した紅シュウです!
シュウはもともとはベイブレードにひたむきな努力家で、主人公のバルトの親友です。
しかし第2期の「ベイブレードバースト神」では力を求めるあまり闇堕ちしてしまい、まさかのラスボス化。
紅シュウという存在を捨て「レッドアイ」と名乗ったり、愛機のスプリガンに飲み込まれ自身がスプリガンになるなど様々な黒歴史を残しています。
その当時は最強に固執し、対戦相手のベイを次々と破壊していきました。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
まずは時計塔でガゼムが使用するマキシマムガルーダと対戦。
ガルーダを時計塔の歯車に向かって吹き飛ばし、歯車に挟み込んで破壊するという高等テクニックを見せています!
実際のベイバトルだと円形のガルーダにはダメージが通りにくいので、挟み込んで破壊というのは合理的なやり方だと思います。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
次に破壊したのはバルトが使用するゴッドヴァルキリーです。
圧倒的パワーでヴァルキリーを吹き飛ばし、空中に投げ出されたヴァルキリーに追撃をしかけ、ドライバーを破壊しました。
シュウとしてはあえてレイヤーを外したのか、たまたまドライバーに当たっただけなのかはわかりませんが、アニメシリーズとしては初のドライバー破壊描写となっています。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
続いて、ノーマンが使用するツインネメシスを破壊しました。
ネメシスの攻撃を軽々と受け止め、逆にカウンターをしかけてレイヤーを真っ二つに破壊!
もはややりたい放題です!
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
そして最後に破壊したのはルイのナイトメアロンギヌスです。
シュウにとっては、第7位で紹介したルイ戦のリベンジとも言えるバトルになっています!
このバトルも互いに一歩もゆずらぬ戦いを繰り広げますが、シュウの執念による一撃でロンギヌスを吹き飛ばします。
その後無防備に空中を舞うロンギヌスに追撃をしかけ、メタルドラゴンでできたロンギヌスのレイヤーを真っ二つに破壊しました。
というわけで破壊数第2位の紅シュウでした。
かつての仲間たちを捨てスプリガンと化したシュウがどうなるか、気になる方はベイブレードバーストゴッドを確認してみてください!
第1位
ファイ(5個)
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
第1位は圧倒的な破壊数5個を記録したファイ!
ファイは第3期の超ゼツシリーズに登場したラスボスキャラです。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
まず最初に、ラバンの使うヴァイスレオパルドのレイヤーを真っ二つにして破壊!
ファイの底知れない実力が現れたバトルと言えるでしょう。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
続いて、主人公アイガが使うゼットアキレスとの対戦。
悪魔の共鳴のアキレスの攻撃をものともせず、フェニックス本体と、フェニックスから外れたアーマーで相手を同時攻撃する「リヴァイブアーマープレス」でアキレスを破壊。
このフェニックスとアーマーの同時攻撃は、後半のファイのメイン火力になっており、様々なベイを破壊していきます。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
次に、ファイの双子の弟であるハーツが使うベイ、デッドハデスを破壊。
アキレスと同様に、アーマーとの同時攻撃でハデスのレイヤーを砕きました。
ちなみに、このバトルの際にハデスから吸収した力がフェニックスに取り込まれたことにより、リヴァイブフェニックスがデッドフェニックスに変化しています。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
続いて、フリーのガイストファブニルとの対戦です。
進化したデッドフェニックスのアーマーとの同時攻撃で、ファブニルのレイヤーを粉砕。
前作のベイブレードバースト神では世界ランク1位で最強キャラだったフリーが、フェニックスに完全敗北するという衝撃の展開でした。
©Hiro Morita, BBBProject, TV TOKYO
ファイが最後に破壊したベイは、シュウの超Zスプリガンです。
超Zスプリガンはバーストを防ぐための「超Z覚醒」のギミックを持ちますが、フェニックスの攻撃でバトル中に覚醒を解除します。
さらに、これまで同様にアーマーとの同時攻撃によって、最後はスプリガンのレイヤーを破壊。
シュウのスプリガンが破壊されるのは第1期のストームスプリガンに続いて2度目ですが、第1期の勝利目前で砕けたストームスプリガンと違い、今回の超Zスプリガンは完敗した上で破壊されているためショックを受けたファンも多かったのではないでしょうか。
「ファイはいったいどこまで強いんだ!?」と思わせる、まさにラスボスにふさわしい最凶のブレーダーと言えるでしょう。
バーストのアニメシリーズのラスボスの中でも、特に底知れないキャラクターになっています。
「超ゼツ」第50話の主人公アイガとの最終対決は作画演出も相まって高クオリティなので、興味があればぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回はアニメベイブレードバーストの破壊されたベイと、破壊したキャラをまとめました。
ホビーアニメでは機体の破壊というのは、そのキャラの強さを表すためのわかりやすい演出の一つと言えますね。
実際、バーストシリーズでの破壊描写は、ほぼラスボズポジションのキャラにより行われています。
それだけでなく、ベイを破壊されたキャラクターが新しいベイを開発することで、新商品の販促を自然な展開で描写できたりもします。
なのでベイが破壊されるのはショックであると同時に新たなベイの登場にワクワクできる展開とも言えますね!