基本情報
アックスボマー | |||
カスタム情報
アタックリング:トライアングルウィング | |||||
左右どちらの回転にも対応した低位置アッパー攻撃が可能な三枚刃アタックリング。 【収録】 |
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ウェイトディスク:ヘビィ | |||||
6角形のウェイトディスク。重量があり、バトル中の防御性能をサポートする。 【収録】 |
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スピンギア:ライトスピンギア(MGスプリング) | |||||
ジャンピングシステム内蔵のスピンギア。軸先にS極マグネットが内蔵されている。 【収録】 |
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ブレードベース:ジャンピングベース2 | |||||
敵の攻撃を受けるとジャンプ攻撃をおこない、着地後は防御タイプに特性が変化する。 【収録】 |
コンセプト
ジャンプギミックを利用した、「ボム」と「アックス」の2段階攻撃が可能なロマン爆発の改造。
ネタパーツと言われがちなサイバードラグーンのジャンピングベースをどうにか活用できないか考えて作ったカスタマイズです。
その結果、アタックリングにはドランザーGTのものを採用しました。ドランザーGTのアタックリングを搭載することで、ボム攻撃とアックス攻撃の2段階アタックが可能になるのです。
①「ボム」攻撃
漫画やアニメのドランザーの必殺技に、上空から相手にたたきつけて攻撃する「スピンファイヤーボム」というものがります。
アタックリングをドランザーにすることで、ベースのジャンプギミックが発動した際に、このスピンファイヤーボムを再現した攻撃が可能となります。
ウェイトディスクはヘビィにして重心をできるだけ内側にすることで、ブレずにきれいな軌道でジャンプできるように組み合わせています。
これがバトル前半の1段階目の攻撃、「ボム」になります。
②「アックス」攻撃
二つ目の理由がアックス攻撃をするためです。
ジャンピングベースは、ジャンプギミックが発動した後は非常に背が高くなり、通常はアタックリングが相手に接触しにくくなってしまいます。
デフォルトだとサイバードラグーンがアタックリングを持て余すのも、これが理由です。
しかし、ドランザーGTのアタックリングは、刃が一般的なアタックリングより下まで伸びたアッパー形状になっています。
打点が下まで伸びている分、ジャンプ後でも相手にアタックリングを当てやすくなっています。
ベイ本体が傾いた際には、まるで大きな斧を振りかぶるかのような形状でアッパー攻撃が可能となります。
これにより、ジャンプ後のバトル後半でも強力な攻撃を狙っていくことができます。
これが、後半に発動する2段階目の攻撃「アックス」です。
真の必殺技
上記のボムとアックスの2段階攻撃が主な攻撃法となりますが、実はこのアックスボマーにはさらなる真の必殺技が隠されています。
ドランザーGTのアタックリングと、サイバードラグーンのベースのプロペラはほぼ同じ大きさで、どちらも円形です。
そのため、横向きにシュートした際に、ベイを車輪のように転がして暴れさせることができます。
漫画版のドランザーには、上空から横向きで相手を切り裂く「スピンアックスショット」という必殺技があります。
このアックスボマーもそのアックスショットを再現することが可能で、このアックスショットこそが真の「アックス」攻撃になっています。
といった感じで、ジャンプギミックを最大限生かしつつ、いざとなれば最終奥義の横向きシュートも可能という、まさにロマンを極限まで盛り込んだ改造になっています。
感想
ロマン特化のベイですが、実際に使ってみると案外あなどれない性能をしています。
ベイブレードバーストシリーズのスタンダードスタジアム限定にはなりますが、ジャンプした際にスタジアムのフェンスが壁になってくれるおかげで自滅しにくくなります。
また、ジャンプの際に壁の反射を利用した勢いで強力なボム攻撃をしかけやすく、ロマンと実用性を両立した感じになっています。
ただ、一度傾いてしまうとすぐに倒れてしまうため、2段階目のアックス攻撃は当てにくかったと感じました。
そして目玉の横向きアックスショットですが、うまくヒットすればすさまじい威力が出ました笑
逆に、うまく当てられなければすぐに止まってしまうので諸刃の剣となっています。
その様子を収めた対戦動画もこのあとに掲載していますので、ぜひ実際の対戦映像をご確認ください!
というわけで全体的に安定性はひくいものの、楽しさに関しては限界突破した改造になっていると思います。
ドランザーGTを用意できない場合は、似た形状のマスター(キッズ)ドラグーンでも代用できます。マスター(キッズ)ドラグーンのアタックリングの側面にはトゲがついているので、横向きシュートの威力をさらに上げたりもできそうです。