基本情報
ファントムストライカー | |||
カスタム情報
アタックリング:ADVアタッカー | |||||
メタルパーツの取り付けの向きを変えることでメタルアッパーとメタルスマッシュの攻撃を使い分けることができる。 【収録】 |
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ウェイトディスク:サークルワイド | |||||
円形のウェイトディスク。直径が広く強力な遠心力を発揮する。 【収録】 |
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ランニングコア:分身コア | |||||
衝撃で上下各ユニットが分離することを可能にした分身システム内蔵。新世代のバトルギミックを持つ。 【収録】 |
コンセプト
ベイブレードの中でもロマンのあるギミックのひとつ、「分身」を最大限活用することを目的としたカスタマイズです。
具体的には、分身の片方を攻撃特化、もう片方を円形の受け流し特化にすることで、分身後の「攻撃担当」と「生き残り担当」に役割分担しています。
分身コアは、ルール上どちらか片方でも生き残れば勝利判定となるので、攻撃担当で相手を削りつつ、生き残り担当で持久勝ちする勝ち筋を想定しています。
まず、分身上層部の紹介です。アタックリングはアドバンスストライカーのものを使用。分身後の攻撃担当です。
攻撃力が高く、かつ円に近い形状なので、相手にダメージを与えつつももう片方の分身には極力引っかからないようにできます。
アドバンスストライカーはメタルパーツの付け替えによってアッパーとスマッシュを変更できますが、今回はスマッシュに設定しています。
分身ギミックは小さい2つのベイが重なったような構造になっているため、分身前の背の高さを利用して、相手をたたきつけて事前にダメージを与えられたらいいなという算段です。
続いて生き残り担当の下層部分。こちらには円形かつ、サイズの一番大きいサークルワイドを使用しています。
これにより持久力を発揮しつつ、円形でほかのベイとの接触を受け流せるので、攻撃担当が相手を削っている間、できる限りスタミナを温存できます。
ちなみに、攻撃担当が停止しても、本体がスタジアム内に残っていれば障害物として利用もできます。
当然、生き残り担当は円形なので接触の影響は最低限に抑えつつ、相手にのみスリップダメージを与えることができるので、最後の最後までそれぞれの役割を発揮できます。
感想
結構いい感じになったのではないかと思います。
分身が成功すれば、同士討ちの発生はデフォルトのファントムフォックスに比べると大幅に減少し、安定して分身バトルができました。
分身ギミックは、合体状態で1機分の重量なので、分身するとそれぞれのベイの重さは通常の半分ほどになってしまうデメリットがあります。
しかし攻撃担当ベイは、分身ギミックの関係で軸がバネでバウンドするような構造になっているので、ピョンピョン跳ねながらぶつかったりもできるので、攻撃力は充分期待できました。
そして生き残り担当も、重量は軽くなってしまうものの、背の低さで相手の攻撃を避けたりできるので思った以上に持久力を発揮できたと思います。
そのため、ほぼほぼコンセプト通りのバトルができ、分身ベイのカスタムとしてはひとつの答えなのではないかと感じました。
ただ、分身直後の反動で場外に吹っ飛んでしまったりするのはどうしても運になってくるので避けられません。
また、分身の片方が早い段階で場外に飛ばされてしまった場合もきつい展開になってくるので、そういったデメリットはやはり覚悟しなければならいといった感じでした。
とはいえ、使っていて楽しいし実用性もわりとあるので、ぜひ試してみてほしい改造です。
対戦動画も掲載してあるので、ぜひご覧ください。